TAKEOの実店舗「TAKE-NOKO」の常連さんの一人に小学生あつしくんがいます。毎回、お父さんと一緒に来店され、昆虫食を親子で楽しむ姿は店内を和やかな雰囲気にしてくれます。今回は、そんなこだわりと昆虫食愛を持つあつしくんをご紹介します。
(本原稿はあつしくんのお父さんにご協力をいただきました。)

あつしくん

小学1年生。お父さんと行った「虫フェス」を機に昆虫食に夢中になり、定期的にお父さんと実店舗TAKE-NOKOに遊びに来てくれます。好きな昆虫食は「めっちゃタガメサイダー 」。

「虫って食べられるの?」

雲や虹、天気図などを見ることが好き、といった自然に関することに好奇心の強い小学生のあつしくん。そんなあつしくんが、虫を食べる原点となったのはあつしくんが好きな虫採りから帰ってきたときに、お父さんにしたある質問だったそうです。

「虫って食べられるの?」

お父さんは、その質問をあつしくんから受けた時、「食べられないよ」と答えようとしましたが、すぐに否定をせずに少し立ち止まって考えてみたと言います。「待てよ、国や地方によっては昆虫を食べる人もいるよな、ただ自分が昆虫を食べたことがないだけなのかもしれない…。」そう思ったお父さん。

昆虫の食べ方を正しく教えてくれるところがないかと調べていたところ、ちょうど東京駅で開催していた「虫グルメフェス」のイベントを知り、あつしくんにこう回答したそうです。

「虫、食べてみる?」

この出来事があつしくんが昆虫食に夢中になるきっかけになりました。

昆虫は食材のひとつ

確かに昆虫は日本ではまだ一般的な食材ではないかもしれません。「おいしくなさそう」「気持ちが悪い」、人によってはそのように思う方も多いと思います。しかし、小学生のあつしくんはそもそも「昆虫は食べられないもの、おいしくないもの」という考えがありません。お父さんによると、家で食事をする際も、料理や食べている食材の話などをするそうですが、昆虫だけが特別扱いされることはないとのことです。

「昆虫を他の食材と特段区別はしていないようです。」

昆虫は特別なものではなく、野菜や魚、肉と同じように食材のひとつとして当たり前に考えて食事をしている空間がある。その話を聞いて、TAKEOが目指している食卓の姿のきざしが見えた気がしました。また、お父さんはそのようなあつしくんの姿を見てこのように感じていると言います。

「好き嫌い無く、何でも食べられることが一番だと思っています。選択肢を増やすと言う意味でも、昆虫を食べたことのない子と比べると、ある種のアドバンテージになっているのではないかと思います。」

食べ物に限らず、子供の選択肢を増やして豊かな人間になってほしいー、子供に対する親の純粋な思いを感じました。

「昆虫」を他の食材と区別をしていない

お気に入りは「めっちゃタガメサイダー」

親子で頻繁にTAKEOの実店舗TAKE-NOKOに遊びに来てくれるあつしくんとお父さん。その時によくご注文をいただくのがタガメサイダーに実際のタガメを乗せて楽しむことができる実店舗限定商品「めっちゃタガメサイダー」です。

あつしくんは特にタガメサイダーの上に乗っているタガメが美味しいと言ってくれます。実際のタガメは青リンゴのような香りとカニカマのような食感で、その新鮮さを体験していただくためにTAKE-NOKOでしか提供ができない、店舗でも最も人気のある商品です。

あつしくんはTAKE-NOKOで開催するイベントにもよく足を運んでくれます。先日開催した「マダゴキ祭」では当日限定の「マダゴキパリパリサラダ」を食べてくれました。この料理は素揚げしたマダガスカルゴキブリを、サラダにトッピングしたTAKEOオリジナル商品です。あつしくんはこの料理を美味しいと喜んで食べてくれました。

そのような姿を見るたびに感じるのは、あつしくんは昆虫を特別視していない、ということです。ただ、それは昆虫だけではなく、おそらく他の物事にも対してもフラットで偏見なく受け入れる純粋な眼差しと好奇心があるからかもしれません。

TAKEOはこれからも昆虫食のおいしさ、たのしさ、そしてあらゆる価値観を受け入れるやさしさを大切にしながら、あつしくんの今後の成長を暖かく見守っていきたいと思います。

めっちゃタガメサイダー(実店舗限定)

タガメサイダーにレモングラス、タピオカ、そしてシロップ漬けの本物のタガメがトッピングされた店舗人気商品の一つ。

860円(税込)
めっちゃタガメサイダー(実店舗限定)
このページをシェアする